税理士事務所と進める財産相続の財産目録整理
2026/10/12
税理士事務所と進める財産相続の財産目録整理
財産相続で最初につまずきやすいのは、「何が財産なのか」が家族でそろっていないことです。預金、不動産、保険、借入金、生前贈与の記録が別々だと、相続手続きも税務も止まりやすくなります。土谷秀昭税理士事務所の公式ブログとして、家族が迷いにくい整理の考え方をお伝えします。
目次
- 財産目録が相続手続きを助ける理由
- 税務で見落としやすい生前贈与の記録
- 税理士事務所へ相談する前にそろえたい資料
- 財産相続を早めに整える考え方
1. 財産目録が相続手続きを助ける理由
財産目録とは、家の中の持ち物リストのようなものです。相続では、預金通帳、不動産の固定資産税通知書、生命保険の書類、借入金の明細などを並べて確認します。
相続税の申告が必要な場合、期限は原則として相続開始を知った日の翌日から10か月以内です。思ったより短い、と感じる方も多いです。だからこそ、財産相続では早めの一覧化が大切です。
2. 税務で見落としやすい生前贈与の記録
生前贈与は、親から子へお金を渡しただけに見えても、税務では確認が必要になることがあります。通帳の振り込み記録、贈与契約書、誰が管理していた口座か、といった点が大切です。
たとえば、名義は子どもでも、通帳や印鑑を親が持っていた場合は注意が必要です。家族のつもりと税務上の見方がずれることがあるためです。相続対策では、渡した事実だけでなく、記録の残し方も考えます。
3. 税理士事務所へ相談する前にそろえたい資料
税理士事務所へ相談する前に、完璧にそろえる必要はありません。まずは、次のような資料を箱や封筒に集めるだけでも前に進みます。
- 預金通帳や残高が分かる資料
- 固定資産税通知書や登記事項が分かる資料
- 生命保険、証券、借入金の書類
- 生前贈与に関するメモや契約書
- 戸籍、遺言書、遺産分割協議に関わる資料
分からない資料があっても、空白のままにしておくより、「不明」と書いておくほうが確認しやすくなります。
4. 財産相続を早めに整える考え方
財産相続は、家族だけで抱えると不安が大きくなります。相続手続き、税務、生前贈与、相続対策はそれぞれつながっているため、ひとつだけ見ても判断しにくいからです。
私たちのような税理士事務所に相談する際は、「財産の一覧」「贈与の記録」「家族で気になっていること」を持ってくると話が進みやすくなります。早めに整理しておくことで、家族の負担を減らし、落ち着いて相続に向き合いやすくなります。
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